TAILORING MAGIC

commitment to quality and craftsmanship

仕立ての良い服は、袖を通すだけでなんだか気持ちがシャンとする。
ロマンティックなドレスに光が当たりがちなstyling/ですが、
ベーシックな服にこそ、職人の卓越した技が生かされているのはご存知ですか?
  デビュー以来、歳月をかけてコツコツと磨いてきたテーラリング技術。
そのテクニックが堪能できる至極のアイテムをここでご紹介します。

Three-Piece Suits

#01

Three-Piece Suits

三つ揃えで着ることで際立つ
しなやかで上品な仕立ての妙

ウールとモヘヤを混紡したドライタッチな生地を使い、一枚で軽く仕立てたクラシックな3ピース。丁寧なアイロンワークがいきるジャケットは、ベストで上からラップすることで、styling/らしいひねりの効いた着こなしに。テーパードパンツとセットで着こなせばモダンなスーツスタイルが完成します。インナーには同系色のオーガンザシャツやニットをレイヤード。全体をワントーンで仕上げれば、シルエットの美しさも存分に際立ちます。

No Collar Suit Jacket

#02

No Collar Suit Jacket

ミニマルなデザインの中に宿る
繊細なクラフトマンシップ

シルエットの美しさに定評のあるstyling/のジャケット。その秘密は3段階(ハイグレード、フル、ライト)に設定されたテーラリングの手法にあり。生地の特性によって、芯地の縫い付けやアイロンワークを職人が手作業で行うなど、適した仕立てが施されています。こちらは愛知県・一宮の上質なウール生地を採用したフルモデル。襟を省いてノーブルに仕上げつつ、袖口や裏ポケットはメンズスーツのDNAを取り入れており、クオリティの高さはお墨付きです。

Balloon Sleeve Top

#03

Balloon Sleeve Top

バルーン袖と変形シルエットで魅せる
次世代のアイコンシャツ

ボリュームスリーブは、ブランドを象徴するディテールの1つ。そのアイコニックな要素を、今季はプレーンなブラウスに落とし込んで表現しました。一見するとシンプルですが、ツイストを加えて膨らませた袖、フレアを施したフロントなど、職人技が感じられる仕掛けが満載です。共布のリボンでウエストをマークしたり、前後を逆にして着こなすことも可能で、しなやかでハリのあるタイプライター生地が、着こなしをアップグレードさせてくれます。

Bowtie Midi Dress

#04

Bowtie Midi Dress

凛とした女性像を引き立たせる
緻密な柄とアイロンワーク

今季のドレスコレクションの中でも、テーラリングの美しさを特に体感できるのがこのボウタイドレス。前後にタックを入れシェイプさせたウエストは、緻密なアイロンワークによって流麗なシルエットに。ハイブランドの縫製も手がけたりと、長年styling/を支える中国のお針子さん達のテクニックが存分に生かされています。ウールを混紡したストライプ柄の生地は、羊毛ならではのコシがあり、リバーコートやニーハイブーツとも好相性です。

Wool Cape Coat

#05

Wool Cape Coat

ざっくり羽織るだけできまる
一重仕立ての軽やかなオーバーケープ

北欧のスナップからインスパイアされたプルオーバータイプのケープコート。軽やかでハリのある愛知県一宮のショートビーバー生地は、軽快な印象に見せるためフード周りを断ち切りで処理。袖口から裾にかけてのアウトラインも2つ折りのパイピングでライトに仕上げるなど、スタイリッシュに見える工夫が施されています。カフスや手首が覗く袖の長さ、前後で差をつけたアシンメトリーな丈感も、大人ならではの洗練された抜け感を演出します。

  • STAFF
  • Photo / Takaki Iwata
  • Edit / Yuri Tanaka