新時代を生きる私たちのニーズを満たすのは、
一過性のトレンドに流されず、長いスパンでつきあえる服。
しばらく休眠期があっても、またふと着たくなる。
アプローチ次第で、その時々の気分にすっとハマる。
そんな風にタイムレスに愛せる一着を、まずは手元に。

第2回は「WORK-WEAR」にフォーカス。
これまでの概念にとらわれず、今のテンションで再編集すべき
大人の仕事着2021。ブランドマネージャー林涼子がご提案。

SET-UP

“これさえあれば”の対応力。
不変的なディテールをきかせた
セットアップこそ賢い選択

「リモートワークという仕事形態が増えてきた今。
以前ほどのかっちり感は必要ないけど、
それなりにきちんとした印象には見せたいという
絶妙なところに刺さる服。そのひとつがセットアップ。
素材が柔らかくてシワにならないのは大前提で、
あとは一過性のトレンドに終わらないデザイン性。
例えば、このウエストと足首をキュッと絞れる
ベルトみたいに。シンプル+αな演出があることで
着られるシーンの幅が格段に広がります」
(ブランドマネージャー林涼子)

ミリタリーのほか、日本古来の衣装からも
着想を得た
オーセンティックなベルトデザイン。
「ノースリトップスもパンツも、
このくらい
硬派な感じが大人にはしっくりくるんです」(林)

トレンチはゴムシャーリングのリボンベルトで
ブラウジングしやすく、
ワンピース感覚で着られる。
「部屋着みたいな格好にもなじむ、
ワンマイル対応のトレンチ。こんなの欲しかった!」(林)

SHIRT

リラックス感はあれど
決してルーズになりすぎない。
大人にふさわしい実力派シャツ

「ワークウエアの代表格・シャツにも
近年、リラックスムードは外せない要素。
シャツ特有の知性や品のよさは、これ見よがしでなく
ほんのり感じられるくらいが今はしっくりきます。
こんなふうにキレイめなパンツを合わせれば
適度にカジュアルダウンして見えて、
スエットパンツみたいなカジュアル度強めの日は
逆にきちんとした雰囲気をプラスしてくれる。
そんなバランス感覚に優れた一枚こそが
これからの新スタンダードに」(林)

「比翼デザインでシャツ自体の上品さをキープしてるのがポイント。
ラベンダーは大人にこそ似合う色。オススメです」(林)

両サイドのシャーリングを寄せたときに
こなれ感が出るよう、計算された仕上がり。
「長めの丈とシャーリングによる凹凸感が、
ヒップまわりをカバーしてくれて安心感も」(林)

SUITS

堅苦しさを感じさせない
コンフォートな着心地のスーツ
気取らずフレキシブルに活用

「スーツって、実は振り幅が広いアイテム。
上下揃っているフォーマル感がベースにあるからこそ、
ラフな素材を選んでもカジュアルに見えにくいし
着こなしで遊ぶ余裕も生まれる。
綿密なテーラリングを活かしたstyling/のスーツなら
こんなサックスカラーを選んでも十分シック。
今回はインに古着のロゴTを合わせたぶん、
足元は白スニーカーでクリーンさを意識しました。
これが無地Tだったらハイテクスニーカーでも。
清潔感とユーモア。その足し引きを心得て」(林)

表地はマットで着やすく、裏地に光沢が。
「袖をまくると、裏地とのコントラストが洒落た印象。
ジャケットは脇寄りのボタンでカシュクールにもアレンジ可能」(林)

※クレジット掲載のないアイテムはすべてモデル私物となります。

  • STAFF
  • Photo / Yusuke Raika(aosora)
  • Hair & make-up / Saki Kojima
  • Edit / Nao Manita(BIEI)