神崎恵さんに学ぶ
愛されるセンス
vol.01 stay home
今、世の女性たちが最も憧れる美容家・神崎恵さん。その愛されオーラはいったいどこから生まれるのか。
彼女の愛用ブランドでもあるstyling/の服を通して、憧れのライフスタイルをひもといていきます。
初回の連載テーマは「stayhome」。“素”の空間におけるファッションルールとは!?
誰にも会わないときこそ
自分のためだけに服を選ぶ
家で着る服を選ぶとき、大事にしているのは“気分の邪魔をしない”こと。
優しい素材や体を甘やかすシルエットに包まれて、
気持ちを解放したい日もあれば
特に予定がなくてもちゃんと着飾って、気分を上げたいときもある。
メイクと同じで、その時々の心にフィットするものを選ぶようにしています。
stay homeと聞くと「どうせ誰にも会わないし…」と、
どこかネガティブに捉えられがちですが、私の場合はむしろ逆。
誰にも会わないからこそ、 他人の目から自由になって、
好きな服を好きなように着ることができる。
家のなかは、そういう贅沢が許される唯一の空間だと思うんです。
ゆったりとしたフォルムにほどよい光沢、彩度を落とした華やかな
プリントが目を引くセットアップは、心も体も喜ぶリラクシーなデザイン。
寛いでいてもどこかチャーミングな雰囲気の漂う、大人のためのルームウェア。
一見、無駄なものにこそ
ときめきがあるって信じてる
なくても生きていけるけど、あればときめきをくれるもの。
そういうものにこそ価値がある、と常々思っています。
例えばTシャツに添えるネックレス。
なくてもコーデは成立するけど、
首元にちょっとした煌めき
があるのとないのとでは、心持ちが全く違いますよね。
このルームウェアもまさにそんな存在。
味気ない服で済ますこともできるけれど、
可愛げのある柄や、肌触りのいい素材感は、
着ているだけで心を豊かにしてくれるんです。
ルームウェアは単品使いも可能。ブラウスとトーンを合わせた、
ペールピンクのパンツと組み合わせれば、
肩肘張らないワンマイルコーデを楽しめる。